「決める」ってなんだろう？

2025年5月22日 2025年5月22日

ishikawakaori

こんにちは。
整體セラピスト　KAORIです。

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「決めること」に、どうしてこんなに力が入ってしまうのか？

「そろそろ、決めなきゃ」
「もう、自分で決断しなきゃいけないよね」

私たちは人生の中で、
幾度となく“決める”ことに向き合わされます。

進学、就職、結婚、独立、引越し、別れ——
ひとつの「選択」が、自分の未来を大きく左右するように思えて
そのたびに、肩に力が入り
“正しさ”を求めて立ち止まってしまうこともありますよね。

けれど、本当にそうなのでしょうか？

私たちが「決められない」と感じるとき
そこには“未来を間違えたくない”という
純粋な願いがあるのだと思います。

それは決して悪いことではなく
むしろ自分の人生を大切にしたいという
深い愛のあらわれなのかもしれません。

本当の「決断」とは、“未来”ではなく“今”にOKを出すこと

よく「決めることは責任を持つことだ」と言われます。
もちろん、それもあります。

けれど…
責任を持とうとするあまり
人生が苦しくなるのだとしたら？

それは“真の決断”から、少しズレてしまっているのかもしれません。

香りや音、空気や体感で世界を捉えるように——
“決める”という行為もまた
もっと感覚的で、柔らかいものでいい。

たとえば、
「今日は疲れているから、やめておこう」とか、
「なんとなく今は、こっちの方がしっくりくるから、そっちへ行こう」とか。

それは軽やかだけど、確かな決断。

「これが、今の私にとって真実」

そう感じられたなら、もうそれで十分なんだと思うのです。

「決められない私」も、すでに選んでいる

じつは、「決められない」「まだ決断できない」と思っている時点で、
心はすでに何かに気づいていることもあります。

それは、

「もっと確信が欲しい」
「この場を、もう少し感じたい」
「焦って選ぶことが、自分を置いていってしまいそう」

という微細な内なる声かもしれません。

つまり、“決めないこと”を選んでいる瞬間も、
その人にとっての尊いプロセスであり、
**すでに立派な「選択」の途中」なのです。

だからこそ、焦らず、比べず、

「この状態でも私はOK」

と、自分にやさしく言ってあげてくださいね。

決めるということは、「どこに還るか」を選ぶこと

私たちは何かを決めるとき、
外の評価、未来の結果、過去の記憶——
いろんなものを材料にしがちです。

でも、本当に私たちが望んでいるのは、
“自分の中心”に立ち還ることではないでしょうか。

「守られている場所に還りたい」
「広くて、高くて、風になびくような景色を見たい」
「安心して眠れる、そんな愛のある場所でありたい」

決めるとは、「この命を、今この私として生きる」と選びなおすこと。

その選択は、未来の保証のためではなく、
“今ここ”に立ち戻るためのスイッチなのです。

決める勇気より、「今の私にやさしくなる」ことから

もし、今なにか大きな選択を前にして立ち止まっているなら、
無理に「決めよう」としなくても大丈夫。

それよりも——

「今日は、ひと息ついてみよう」
「このモヤモヤを、少しだけ言葉にしてみよう」
「誰かに話してみるのもいいかもしれない」

そんな**“小さな整え”が
自然と大きな選択を導いてくれる**ことがあります。

「決める」とは、
意志を持つことでもあり、
でも同時に、自分を愛する行為でもあるのだと思います。

あなたの“今”が、
すでにその愛に包まれていますように。

もしも、あなたの日常の中のモヤッとがあったら
コメント受け付けていますので
お気軽に話してみてくださいね♡

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